〜海と人と旅館がつながる城崎温泉山荘足軽旅館の“香住ガニ物語”〜
秋のごちそう、香住ガニシーズンがまもなくから始まります!

「今日の美味しい香住ガニは、どこから来たんだろう?」
城崎温泉山荘足軽旅館に泊まったお客さまから、時々そんな声をいただきます。
足軽旅館でお召し上がりになって頂く香住ガニ
実はその裏側には、早朝の港と、働く人たちの姿があるんです。
今日はそんな、香住ガニが足軽旅館に届くまでの物語を、ご紹介しますね。

➤香住港で迎える、秋のはじまり「香住ガニ」
場所は兵庫県北部にある小さな港町「香住漁港」。
9月になると、紅ズワイガニの漁が解禁されて、香住港は活気でいっぱいになります。
夜通し日本海に出ていた蟹漁船が、朝5時ごろに香住漁港へ戻ってきます。
船から次々と下ろされる紅ズワイガニ、その中でも良質な物を「香住ガニ」と呼んでいます。
まだ足が元気に動くほど新鮮な香住ガニを、当社の目利きの職人さんたちが手際よく選別していきます。

➤ベテランの目利きが選ぶ「本当に美味しい香住ガニ」
足軽旅館の、母体は水産加工会社という強みを活かし、自社の目利きスタッフが香住漁港の競り場で毎日買い付けをしています。
選別しているのは、ただの見た目や大きさだけではありません。一杯ずつ丁寧に
“ずっしりと身が詰まった重さ”、“艶やかな甲羅の色”、“ぷりぷり感のある脚の大きさ”を見極めながら
「この蟹は、しゃぶしゃぶにしたら絶対おいしいな」
「これは焼きだったら甘さが引き立つな」
今日、御来館されるお客様がご満足していただける様子を思い浮かべながら、一杯ずつを吟味して選んでいます。


➤自社加工場で、最高の状態に仕上げる
私直の香住港の水揚げされ選び抜かれた香住ガニは、すぐ近くにある自社の加工場へ運ばれます。
香住ガニはとっても繊細で、丁寧な温度管理、そして鮮度保持の処理が大切になってきます。
「お客様の最高の笑顔を思い浮かべながら」なんて、職人さんが笑いながら言うぐらい、一杯ずつ心をこめて扱っています。

➤足軽旅館が最高の香住ガニ料理に仕上げます
香住港から足軽旅館に届いた香住ガニは、その日の夕食に向けて調理がスタート!!
足軽旅館の料理長は、肉や魚だけでは無く、香住ガニの個性も知り尽くした料理人です
御来館された一人一人のお客様の笑顔を思い浮かべながら、香住ガニ料理を仕上げています。

お客様の席へ並ぶ「香住ガニづくし」の料理をご提供いたします
・熱々の湯気が上っている茹でガニ
・囲炉裏で香ばしく焼き上げた焼き香住ガニ
・さっと火を通してぷりぷりの甘みが引き立つ香住ガニのしゃぶしゃぶ
・蟹味噌が濃厚な味の香住ガニ甲羅焼き
・〆に絶品の香住ガニ雑炊
お客様がお召し上がりになる香住ガニは、漁師さん、選別人、加工スタッフ、そして当館の料理人のたくさんの手を経て、当館でお召し上がりになれます。

➤秋の香住ガニ、冬は松葉ガニへ
『秋は香住港から届く“ブランドの香住ガニ”が主役』です!!
そして11月になると、いよいよ松葉ガニが解禁され、冬の蟹シーズンが本格化します。
足軽旅館では、香住ガニから松葉ガニへ、旬の蟹をリレーのように楽しめる贅沢な季節が始まります。
この秋、旅と一緒に“ちょっといい話”と“最高の香住ガニ”を味わいに、ぜひ足軽旅館へお越しください!
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